まじめな教育の話

現代の教育についてマジメに考えます

05 12月

ゆとり教育の今後

Posted in on 05.12.13

ゆとり教育は今後、どのような方向に向かうのでしょう。ここでは内閣府直属の【教育再生会議】が示している提案を中心に、「教育内容」「教師の質」「教育システム」の3つの観点から、その方向性を紹介していきます。今後生徒の学習量は増える方向に進んでいます。その他にも、近年の教育現場で起きている様々な問題に対応するために、以下のような方向性が示されています。
「いじめ」「学級崩壊」のような、深刻な問題を解決するための指針作りも現在、教育再生会議を中心に作成されています。具体的な方法論はまだ、完成されていないので紹介のしようがありません。しかし多くの議論をまとめると生徒の心のケアと教師の権限強化の方向に向かっているようです。また子供の規律とは簡単に言えば、社会生活に対応する上で最低限必要な、道徳や倫理観念を教えようということです。近年の子供による、信じられないような事件の数々を受けての提言だと思われます。一般的に言われる【ゆとり教育世代】とは、現行の学習指導要領下での教育を受けて育った世代のことを指します。つまり2002年度以降の段階で、小・中・高校のいずれかの学年に属していた世代を指します。2003年度の段階で高校を卒業した世代が、歴史は浅いですが史上最初のゆとり教育世代という事になります。ですから、彼らの世代の何割かは社会に進出し、何割かは学業の道に現在進行形で進んでいるのです。そしてゆとり教育改革が前進しない間は、現在の学習指導要領で学んだ人材が、どんどん社会進出をし続ける事になります。また一般論としてゆとり教育世代はそれ以前の世代よりも基礎的な学問を学校で習ってこなかったので、いざ企業に就職した場合、先輩世代とのギャップを埋めるのに苦労することがあるようです。なぜなら社会に出れば、基礎学力やそれに付随した知識を、仕事に応用する場面はいくつも出てくるからです。そんな時にはギャップの埋め合わせをすべく、自分のレベルを高める努力を、余計にしなければならないのです。

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